論理・数字パズル好きにオススメ! 数少ない情報で相手の数字を完璧に言い当てたら勝ち! たぎる、論理 TAGIRON タギロン 新装版【遊び方 2人で遊ぶ】
相手の数字を先に言い当てた方が勝ち。
論理思考、情報整理、駆け引きが重要になるカードゲーム「タギロン」。
わかりやすく遊び方を紹介します。
箱を開けると中身はこんな感じ。
数字パネルが0~9まであり、青色と赤色の1種類ずつ。
5だけ黄色になってます。
それと、質問カードが合計21枚。ついたてが4つ入ってます。
まずついたてを自分の前に置きます。
そして数字パネルをすべて裏向けにして混ぜます。
好きな数字パネルを5枚とり、相手に見えないようについたての内側に数字パネルを並べます。
並べ方は左から数字の小さい順に、同じ数字がある場合は赤が左になるように並べます。
上から見たらこんな感じ。
(プレイ中に上から見ることはありませんが…)
質問カードをよく混ぜ、上から6枚を表にして場に並べて準備完了。
使わない数字パネルは端に置き、残った質問カードは山札として置きます。
メモを取らないと、情報整理ができないので、メモ用紙とペンを用意します。
メモの取り方は様々ですが、消去法を推奨します。
こんな感じで簡単にメモを取り、自分の持っているカードは消しておくと良いです。
例:この写真は右手のプレイヤーとしてのメモです。
タギロンのメモ用紙に関しては検索すると専用用紙が売っていたりアプリがあったりなど、
充実しているので気になる方は検索してください。
ゲーム開始
じゃんけんなどで先攻・後攻を決めます。
先攻のプレイヤーは場に出ている質問カードから好きなのを1つ選んで相手に質問をします。
後攻プレイヤーはその質問に正直に答えないといけません。
仮に右手のプレイヤーが先行、左手のプレイヤーが後攻とします。
右手:青1・青3・赤4・赤8・青9
左手:青0・赤2・青2・黄5・青7
仮に先攻プレイヤー(右手)が右下にある、「5はどこ?」のカードを選んだ場合、
後攻プレイヤーはこの場合「左から4番目」と答えます。
仮に5がなかった場合、後攻プレイヤーは「ないです」と答えましょう。
2つもっていた場合は「左から3番目と4番目」など、ある場所を2つ教えましょう。
これで先攻プレイヤーは「割と小さい数字に偏ってるな」など考えながら、
メモを取っていきます。
こんな感じでどこに何色の数字が分かるように記載しましょう。
質問が終われば、質問カードの山札から1枚を取り、表向きにして場に並べます。
これで先攻のターンは終了になります。使った質問カードは場から除きましょう。
これを交互に繰り返していきます。
ちなみに[情報共有カード]と書かれたカードを選んだ場合は、
双方のプレイヤーが質問に答えないといけません。
この場合、先攻は青1・青3・赤4・赤8・青9 なので、「25」
左手:青0・赤2・青2・黄5・青7なので、「16」と答えましょう。
情報共有カードは3人以上だとつかうときもありますが、
2人プレイだと個人的にはなかなか使いたくないカードです。。。
後攻の人が「1または2はどこ?」のカードを選びました。
この「〇もしくは△はどこ?」系のカードは、質問者が任意で数字を決めることができます。
「1はどこ?」と聞いてきた場合、先攻プレイヤーは「一番左」と答えましょう。
「2はどこ?」と聞いてきた場合、先攻プレイヤーは「ないです」と答えましょう。
次に先攻プレイヤーが「数が連続している数字タイルはどこ?」を選びました。
これは、数字が連番になっている部分を答えます。
後攻プレイヤーは数字が連番になっている部分がないので「ありません」と答えましょう。
持っている数字パネルが「0・2・3・5・7」なら「左から2番目と3番目」と答えます。
持っている数字パネルが「0・1・2・5・7」なら「左から1番目と2番目と3番目」と答えます。
ここで、メモを取ります。
連番がないということは、一番右の数は6ではないのが決まったので7か8か9。
自分が「赤8」「青9」を持っているので、「赤7、青7、青8、赤9」に絞れます。
左から3つ目も連番じゃないので「4」ではない。
仮に3ならその横も連番じゃないから…とか考えて組み合わせを想定します。
今の自分の手札で考えると、「3」を1枚持っているので
5の左2枚が「赤3、青3」の組み合わせはあり得ません。
後攻プレイヤーが「3」を持っている場合は、「赤3」になり、
その左も連番じゃないということは、「0か1」になります。
「1」の場合は「赤1・青1・赤3」の組み合わせになります。
(1の横が連番じゃないため「0」はあり得ない。)
自分の手札に「青1」があるので、この組み合わせも可能性はありません。
なので、「5」の横が「3」だとするなら組み合わせは下記だけになります。
・「赤0・青0・赤3」
「5」の横が「2」と仮定する場合、「0」と「2」を組み合わせた並びになります。
自分の手札に「0」も「2」もないので、組み合わせは下記になります。
・「赤0・青0・赤2」
・「赤0・青0・青2」
・「赤0・赤2・青2」
・「青0・赤2・青2」
「0」を何枚持っているかでさらに絞れる感じです。
質問カードに「0はどこ?」というのがあるので、出てきたら質問すれば絞れますが、
自分がプレイしている時はこのカード、場に出たらすぐ使われるイメージです。。。
相手が「0」を持っているかどうかも知れるし、自分が「0」を持っているのも隠せるので。「0」があるな、ないかでだいぶ難易度変わりますからねー。カードを引けるかちょっとした運です。
次の先攻のターンで「小さいほうから3枚の数の合計は?」の質問カードを選びました。
「〇〇3枚の数の合計は?」のカードは足した合計値だけを伝えます。
この場合、後攻プレイヤーは「4」と答えます。
なので、左3つの数字の組み合わせは下記のどちらかに。
・「赤0・赤2・青2」
・「青0・赤2・青2」
こんな感じで情報整理と論理を組み立てながら相手の数字パネルの数と色を絞っていき、
わかった時に自分のターンで「宣言」をします。
「宣言」は相手の数字タイルを小さい数から言っていきます。
宣言された側は完全に合っている場合は「合っている」と伝えます。
一部でも間違っていたら「違う」と伝えます。どこが違う、などは伝える必要はありません。
「宣言」が間違っていた場合、そのままプレイは続行されます。
宣言された側のプレイヤーは新しく「質問」する、もしくは宣言することができます。
先攻プレイヤーの「宣言」が合っていた場合、後攻プレイヤーもそのまま「宣言」をすることができます。追加の「質問」はできません。
そこで数字パネルが完全に合っていれば引き分けになります。
質問カードの山がなくなっても「宣言」が成功していない場合、カードの補充は行わず引き分けとなります。
2人で遊んでいたら早ければ4ターン、だいたい5,6ターンで終わります。
1度だけ3ターンで終わったことがありましたけど…持ってる数字パネルと質問カードの組み合わせ次第ではそんな事もあります。
戦略・勝ち方ってほどではないですけど、
自分の持っている数字パネルを元に、自分の知られたくない情報につながる質問カードを潰しつつ、いかに効果的な質問カードが使えるかがポイントですかね。
「5」を2枚持ってしまってる時なんか是が非でも「5はどこ?」のカード潰したいですし。
この説明中にも後攻プレイヤーが「1または2はどこ?」を使ってますが、
自分が「2」を2枚持ってしまっている状況では、それを知られないようにしつつ「1」の場所を探れるので有効な質問だと思います。
相手の数字パネルが分かった時の爽快感と達成感が充実している「タギロン」。
ぜひ遊んでみてください!
0コメント