パリの都で美しい建物を建設!パネル配置とアクションカードの使いどころが重要!2人専用ボードゲーム パリ -光の都- 【ゲーム紹介・レビュー】
前半と後半の二つのフェイズがある2人専用ボードゲーム「パリ 光の都」。
プレイヤーは太陽と月といったグループに分かれます。
お互い建物を設置し、街頭に照らされた建物の大きさ、数が多いほうが勝ちになります。
建物を設置できるタイルは決まっており、太陽ならオレンジ、月なら青色のタイルに建物を置けます。
また、紫のタイルもありそこは共用スペースでどちらのプレイヤーも設置することができます。
前半のフェイズでは「敷石タイルを埋める」、「建物パネル」を取るのどちらかを行うことができます。
敷石タイルを埋める場合、1つのタイルに青・オレンジ・紫・街頭のいずれかが4分割で描かれてます。
後半フェイズで、自分の色タイルに建物を設置するので、前半ではどの建物をどのように設置するのかを考えながら敷石タイルを埋める必要があります。
建物パネルは様々な形の建物があるので、自分の色タイルの形を見ながら、
設置できそうなものを取っていく流れになります。
建物パネルは後半フェイズで使用しましが、使えなかった場合は最終的には減点対象になるので注意しましょう。
これを交互に繰り返し、盤面(16マス)にすべてのパネルが埋まるまで繰り返していきます。
全てのパネルが埋まったら後半フェイズが始まります。
後半フェイズは「自分の色タイルに手元の建物を設置する」か「アクションカード」を使用することができます。
アクションカードは1ゲームに8枚あり、お互い4枚ずつ使用することができます。
共通カードなので、どちらかのプレイヤーが使用したカードはもう片方のプレイヤーは使用することができなくなります。
カードの効果は街路灯を新たに設置する、街路灯の上に建物を建てる、建物を拡張できるなど、形勢逆転に使えそうな効果が多く、使いどころ次第では形勢逆転も可能です。
どうしても先に使いたいカードがあるや、建物を設置することができないときはカードを使用し、自分の建物を設置することができるのであれば設置、といった流れになるかと思います。
設置した建物は、敷石タイルに描かれている「街路灯」に照らされていないと点数になりません。
どんなにいっぱい設置しても街路灯に照らされていなければ0点になり、
多くの街路灯に照らされていればその分点数が倍付けされます。
最終的に街路灯に設置されている建物の大きさ、つながった建物の大きさ、アクションカードでの+ポイント、建物を設置できなかった場合の-ポイントで合計点が決まり、
合計点が多きプレイヤーの勝利となります。
前半フェイズでどのように式良いタイルを設置していくか、
後半フェイズで思い通りに設置できない場合、アクションカードでどのように状況を有利にするかが肝になります。
街路灯が多く集まっているところを前半フェイズで作り、後半でドカッと点数を稼ぐのか、
それとも街路灯をまばらに散らしていき広く浅く点数を取っていくのか、
また相手の建物を街路灯で照らさないようにするため邪魔するなどなど、
いろいろな楽しみ方ができる2人専用ボードゲームです。
・ゲーム詳細
プレイ人数:2人
プレイ時間:30分
対象年齢:8歳~
・ゲーム説明
街灯のともされたパリの街を舞台にした美しい二人用ゲームです。
プレイヤーは、進行の違う前半と後半を通し、パリの町並みをボード上に 作り上げ、より高い点数を獲得することを目指します。
まず、街のベースとなる敷石タイルの配置や、最終的な得点源となる建物 タイルを獲得する前半戦を行います。建物タイルを獲得した手番では、 敷石タイルは配置できないため、手番ごとにどちらを行うかは悩ましい ものがあります。
後半戦は、敷石タイルによって作られたボード上のマス目に、建物タイル を配置していきます。街灯に接するように配置された建物タイルが得点 となるため、どちらのプレイヤーも建物タイルを配置できる中立の色の マスをどう押さえていくかが鍵となるでしょう。
美しい色使いの油絵調のアートワークや、特殊アクションのカードはパリの 一場面を切り取った絵はがきになっているなど、抜群の雰囲気も魅力です。
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