2人専用の推理型対戦ボードゲーム!相手の正体を暴き逮捕するのが先か、正体を隠ぺいしたまま逃げ切るのが先か!心理戦、推理ゲーム好きにオススメの2人用ボードゲーム Mr.ジャック【遊び方 ルール説明】
捜査官と切り裂きジャックに分かれ、それぞれの目標を先に達成した方が勝利!
2人専用ボードゲーム「Mr.ジャック」の遊び方をカンタンに紹介します。
- 内容物の紹介
- 遊び方
- 勝敗について
- 実際の流れ
- まとめ
・内容物の紹介
中身を開けるとこんな感じ。数種類のカードとトークンが入ってます。
1:アリバイカード 8枚
切り裂きジャックが変装している可能性がある8人のキャラクターが描かれてます。
カードの裏側は赤色になってます。
2:キャラクターカード 8枚
各ラウンドでプレイヤーが行動するキャラクターが描かれたカード。
キャラクターにはそれぞれ個別能力があります。
カードの裏側は緑色になってます。
3:目撃者カード 1枚
ラウンド中、ジャックを目撃した人物がいるかどうかを表すカード。
上の写真が目撃者なし、下の写真が目撃者ありの状態。
4:キャラクター駒 8個
ゲームで使用するキャラクターの駒。
上の写真はキャラクターに容疑がかかっている状態、下の写真はキャラクターの容疑が晴れた状態です。
5:ラウンド表示駒
ゲーム中、今が何ラウンド目かを表示する駒。
6:ガス灯タイル 6枚
ゲーム中、キャラクターを照らすガス灯です。
7:マンホール蓋タイル 2枚
マンホールに蓋をするタイルです。
8:非常線トークン 2枚
ジャックの脱出経路を防ぐタイルです。
9:ゲームボード
ゲームで使用するボードです。
・遊び方
プレイヤーは捜査官とジャックに分かれます。
1ラウンドごとにプレイヤーは2人ずつ、計4人のキャラクターを使います。
キャラクターにはそれぞれ個別能力があり、能力を使いながらお互いの目標を達成していきます。
ゲームは最長で8ラウンドまで行います。
・勝敗について
捜査官は8ラウンド終了までにジャックの正体を見破り、逮捕するのを目標に、
ジャックは8ラウンド終了までに捕まらない、もしくはエリアから逃亡することを目標にします。
それぞれの目標を達成したプレイヤーの勝ちになります。
・実際の遊び方
ゲームボードに上記のようにキャラクター駒、ガス灯タイル、マンホール蓋タイル、非常線トークンを置きます。
ゲームボード横に、目撃者カードを目撃者ありの面を上にして置きます。
キャラクターカードとアリバイカードをそれぞれシャッフルし、ゲームボード横に置きます。
これが初期配置になります。
ジャックが逃げるには、初期配置ではゲームボードの左上、もしくは右下からになります。
左下と右上に非常線トークンが置かれているためそこから逃げることはできません。
ゲーム中、非常線トークンは移動するので、逃げれる場所は常に変わっていきます。
ガス灯タイルに隣接しているキャラクターは、目撃されている状態です。
また、ガス灯タイルがなくてもキャラクター同士が隣接していれば目撃されている状態になります。
ガス灯タイルやほかのキャラクターと隣接していないキャラクターは、目撃者がいない状態になります。
ジャックは逃げる場合、目撃者がいない状態でないと逃げることはできません。
ジャックのプレイヤーはアリバイカードから1枚取り、自分だけ確認をして場に伏せます。
そのキャラクターが今回ジャックが変装しているキャラクターになります。
ちなみに今回のジャックは、黒色の駒「グッドレイ巡査部長」でした。
キャラクターカードから4枚取り、表向きに並べます。
この4人のキャラクターがこのラウンドで使用するキャラクターになります。
奇数ラウンドでは、まず捜査官がこの中から1人を使います。次にジャックが残った3人の中から2人を使い、最後に捜査官が残った1人を使用します。
各キャラクターには個別能力があり、キャラクターを使用した際に能力も使用します。
シャーロック・ホームズ(赤)
1~3マス移動する。
その後、アリバイカードの山札の一番上のカードを引き、内容を確認後自分の前に裏向きにしておく。相手に見せてはいけない。
ジョン・H・ワトソン(茶)
1~3マス移動する。
その後、一方向を選びキャラクター駒に記載されている矢印を向ける。
ワトソンはランタンを持っており、指定した一方向をランタンで照らすことができます。
ランタンで照らされている方向にいるキャラクターは、目撃者あり、の状態になります。
また、ワトソン自身はランタンでは照らされません。
ジョン・スミス(黄)
1~3マス移動する。
点灯しているガス灯タイル1つを、消えているガスライトのマスへ移動させる。
能力は移動する前、後どちらで使用してもよい。
レストレード警部補(青)
1~3マス移動する。
非常線トークン1つを好きな出口に移動させる。
能力は移動する前、後どちらで使用してもよい。
ステルスシー女史(緑)
1~4マス移動する。
移動中、建物やガス灯や庭などの道路以外のマスを通って移動できる。ただし止まるときは道路のマスに止まらなければいけない。
グッドレイ巡査部長(黒)
1~3マス移動する。
1人以上の他のキャラクターを選び、そのキャラクターを自分のそばに合計3マス分近づける。
(1人なら3マス、3人選んだ場合はそれぞれ1マスずつ。)
能力は移動する前、後どちらで使用してもよい。
ウィリアム・ガル卿(紫)
1~3マス移動するか、移動する代わりに他のキャラクター1人と自分の位置を入れ替えることができる。
ジェレミー・バート(橙)
1~3マス移動する。
マンホールの蓋タイルを、他のマンホールに移動させる。
能力は移動する前、後どちらで使用してもよい。
捜査官プレイヤーはジェレミー・バート(橙)を選び1マス移動しました。
そして右上にあったマンホールの蓋タイルを左上に移動させました。
ジャックのプレイヤーはジョン・スミス(黄)を選び2マス移動しました。
そして盤面下側中央にあったガス灯タイルを盤面中央に移動させました。
続いてジャックはジョン・H・ワトソン(茶)を選び2マス移動しました。
そしてランタンの向きを右下に向けました。
最後に捜査官はウィリアム・ガル卿(紫)を能力は使用せずに2マス移動しました。
4人のキャラクターが使用されたら、1ラウンド終了です。
ラウンドが終了したら、ジャックは目撃者がいるかどうか宣言しなければなりません。
ジャックが変装しているキャラクターが、ガス灯タイル、もしくは他のキャラクターと隣接している場合、ジャックは目撃されていることになります。
目撃されている場合は、目撃者カードを「目撃」の面を上にしておきます。
今回、ジャックはグッドレイ巡査部長(黒)に変装しているため、目撃者はいません。
その場合は、目撃者カードは「目撃者なし」の面を上にして置きます。
続いて捜査官は疑いの晴れたキャラクター駒を裏返しにします。
今回ジャックは目撃者がいなかったため、ガス灯タイル・他のキャラクターと隣接していた橙・紫・黄のキャラクターはジャックが変装している可能性はないため、駒を裏返します。
最後に、ガス灯タイルを1つ取り除きます。取り除くガス灯タイルは対応するラウンドが描かれているガス灯です。
そして盤面右にあるラウンド表示駒を1つ進めます。
残りのキャラクターカード4枚を表向きに並べます。
この4人のキャラクターがこのラウンドで使用するキャラクターになります。
偶数ラウンドでは、まずジャックがこの中から1人を使います。次に捜査官が残った3人の中から2人を使い、最後にジャックが残った1人を使用します。
ジャックはレストレード警部補(青)を選び2マス移動しました。
そして左下にあったマンホールの蓋タイルを左上に移動させました。
捜査官のプレイヤーはシャーロック・ホームズ(赤)を選び2マス移動しました。
そしてアリバイカードの山札から1枚を確認し、場に伏せました。
ちなみに、アリバイカードの中身はシャーロック・ホームズでした。
続いて捜査官はステルスシー女史(緑)を選び2マス移動しました。
最後にジャックはグッドレイ巡査部長(黒)を3マス移動させました。
このラウンド、ジャックが変装しているグッドレイ巡査部長はエリアから逃げ出すことができるのですが、移動範囲に出口がないため脱出は無理でした。
そして、グッドレイ巡査部長以外のキャラクター全てがガス灯タイルもしくは他のキャラクターと隣接しているため、グッドレイ巡査部長だけが目撃者なしの状態だと次のターンにほぼ確実に逮捕されるため、ガス灯タイルに隣接させて置くことになります。
これで2ラウンド目が終了しました。
1ラウンドと同じくジャックは目撃者がいたかどうか、捜査官はその情報をもとに疑いが晴れたキャラクターがいるかどうかを確認します。
そしてガス灯タイルを1つ取り除き、ラウンド表示駒を1つ進ませます。
これを最長8ラウンドまで行い、ゲーム中に目標を達成したキャラクターの勝ちになります。
・まとめ
2人専用ゲームでお互い違うベクトルで競い合うボードゲームなので、プレイする側が変われば違う戦略が求められるようになります。
推理、正体隠匿と異なる遊び方ができるので楽しいです。
早期に勝ちやすいのはジャック側ですかねぇ。ラウンドが進むほど捜査官が有利になっていくと思います。
相手の作戦を考え、裏を突くのが楽しいボードゲームになってると思います。
0コメント